宗教学の重鎮・井上順孝の軌跡|新宗教とカルト問題を解き明かす視座
宗教学の重鎮・井上順孝の軌跡|新宗教とカルト問題を解き明かす視座にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
井上順孝氏は1948年、鹿児島県に生まれました。東京大学文学部宗教学・宗教史学科を卒業後、同大学院人文科学研究科博士課程を単位取得退学。その後、東京大学より文学博士の学位を取得しています。
研究キャリアの初期から一貫して着目してきたのが、「近代以降の日本において宗教がどのように人々の心や社会構造に関わってきたのか」という動態的なテーマです。単に教義の正統性を論じる文献学にとどまらず、社会学や情報学の手法を果敢に取り入れた「宗教社会学」のアプローチを日本に定着させた立役者として知られています。
学問の府にとどまることなく、一般市民に向けた啓発書や事典の編纂にも情熱を注ぎ、難解になりがちな宗教の諸問題を平易かつ論理的に解説するスタイルは、多くの研究者やメディア関係者から厚い信頼を寄せられてきました。