首の骨の名前は頚椎!全7個の名称と後ろの出っ張りの正体を徹底解説
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頭蓋骨の直下から背中の胸椎へとつながる首の骨は、医学的な頚椎 正式名称として「頚椎(けいつい)」と呼ばれます。英語では「Cervical spine」と表記され、カルテや医療現場では頭文字の「C」を用いてC1からC7までの番号で分類されるのが一般的です。
人体の背骨(脊柱)の中で最も可動域が広く、約5キログラムから6キログラムもある成人の重い頭部を自由自在に動かしながら支える役割を担っています。この頚椎は上から順に並ぶ全7個の骨で構成されており、それぞれが異なる特徴を備えています。
なぜ哺乳類はみんな7個?進化の過程に見る「首の骨が7個の理由」
首の長いキリンも、首がほとんどないように見えるクジラやモグラも、例外的な一部の種(マナティーやナマケモノなど)を除き、ほぼすべての哺乳類の首の骨 7個 理由は遺伝子レベルの共通性にあります。古生代から中生代にかけて哺乳類の祖先が確立した際、頚椎の発生をコントロールする「Hox遺伝子群」の働きが固定されたためです。
首の骨の数を増減させる変異は循環器系や神経系の致命的な奇形と連動しやすかったため、進化の過程で骨の数を変えるのではなく、骨自体の長さを伸縮させる適応を選びました。キリンの首が長いのは骨の数が多いからではなく、人間と同じ7個の骨が一つあたり25センチメートルから30センチメートルほどまで巨大化した結果にほかなりません。
「環椎」と「軸椎」が織りなす驚異の回転システム
7個ある頚椎の中でも、特に第1頚椎と第2頚椎は他の骨と全く異なる特殊な形状をしています。この2つの骨こそが、人間の視野を瞬時に広げる回旋運動の中枢です。
第1頚椎は環状(リング状)の形をしていることから環椎(かんつい)と呼ばれます。この環椎の上部に頭蓋骨の後頭顆が乗り、うなずくような上下の屈伸運動を可能にしています。そして、そのすぐ下に位置する第2頚椎は軸椎(じくつい)と呼ばれ、上方に向かって「歯突起(しとっき)」と呼ばれる円柱状の突起が突き出しています。
環椎の輪の中に軸椎の歯突起がカチッとはまり込むことで、まるでドアの蝶番や車軸のようなピボット構造(環軸関節)が完成します。環椎 軸椎 役割の最大の特徴は、首を左右に振り向く回旋運動の約50%をこの2つの関節だけで賄っている点です。この精緻な骨の噛み合わせがあるからこそ、人間は首を滑らかに左右へ回すことができます。