桃と何が違う?話題の病みつき果実「ワッサーとは」旬の時期や特徴を徹底解説
桃と何が違う?話題の病みつき果実「ワッサーとは」旬の時期や特徴を徹底解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。
ワッサーのルーツは1980年代後半、長野県須坂市にある果樹園にさかのぼります。園主であった中村渡(なかむら・わたる)氏の圃場において、白桃(水蜜桃系)とネクタリンが自然交雑している実が偶然発見されました。育成と選抜を重ねた結果、1990年に農林水産省へ品種登録された歴史を持ちます。印象的なその名称は、生みの親である中村渡氏の幼少期の愛称「ワッサー」に由来しています。
果実のサイズは200〜250g前後と、一般的な桃に比べて小ぶりから中玉サイズ。果皮は全体に美しい赤みを帯び、産毛が極めて少ない滑らかな手触りをしています。ナイフを入れると現れる果肉は鮮やかな黄金色で、中心部の種(核)の周りが赤く染まるコントラストが特徴です。
最大の魅力は、口に含んだ瞬間の「カリッ」「サクッ」とした小気味よい歯ごたえです。果汁がポタポタと垂れて手が汚れる心配がなく、噛み締めるほどにネクタリン由来のきりっとした酸味と、白桃の上品な甘みが口いっぱいに広がります。暑い盛りの夏場に、喉の渇きを心地よく潤してくれる爽快な後味を実現しています。