着ると恥ずかしい?Tシャツ英語の意味と失敗しないおしゃれフレーズ

着ると恥ずかしい?Tシャツ英語の意味と失敗しないおしゃれフレーズとはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

「デザインが気に入ってヘビロテしていた夏服が、実は『私は重度の便秘です』と告白する文字列だった――」。SNS上で定期的に大きな話題を呼ぶこの手の体験談は、単なる笑い話で片付けられない現実を含んでいる。日本の衣料品マーケットに流通するTシャツの英語プリントの意味を精査すると、驚くほど際どい語彙が氾濫しているのが実情だ。

とりわけ危険視されるのが、俗語・卑語の範疇に入るTシャツの英語スラングの意味を知らずに身につけているパターンである。英語圏のカジュアルブランドを模倣したグラフィックの中に、性的な隠語や違法薬物の売買をほのめかすストリートジャーゴンが紛れ込んでいる事例が散見される。例えば、単語単体では「中毒」「狂信者」を意味する「Junkie」や「Addict」が、前後の単語との組み合わせ次第で深刻なドラッグカルチャーを想起させるケースだ。

さらに深刻なのは、政治的・人種的な対立を煽るフレーズや、暴力的なメッセージを無自覚に掲げてしまうことである。アパレルの企画段階で海外のヴィンテージ古着やアンダーグラウンドなレコードジャケットから意匠をそのままサンプリングした結果、元ネタに含まれていた反社会的なニュアンスまで忠実に再現されてしまうケースが報告されている。知らずに着ている本人は爽やかな笑顔でも、周囲の英語話者から見れば「あえてその主張を身にまとって街を歩いている過激な人物」と受け取られかねない。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest