キッチンの蛍光灯がつかない?Led交換の手順と失敗しない費用相場
キッチンの蛍光灯がつかない?Led交換の手順と失敗しない費用相場とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
スイッチを入れてもキッチンの蛍光灯がつかない原因は、大きく分けて4つの要素に分類される。まずはどこに不具合が生じているのかを冷静に見極めることが肝要だ。
最も典型的なのは「蛍光管自体の寿命」だ。蛍光灯の両端(口金付近)が黒ずんでいる場合、内部のエミッター(電子放射物質)が飛散しきっており、寿命を迎えている証拠である。1日5〜6時間使用する流し台照明の場合、一般的な直管蛍光灯の寿命は約6,000〜12,000時間のため、約3年〜5年が交換の目安となる。
見落としがちなのが、点灯のきっかけを作る「グロー球(点灯管)」の寿命だ。蛍光管が新しくても、グロー球が劣化していると放電が始まらず、チカチカと点滅を繰り返すばかりで点灯しない。豆電球のような小さなパーツが器具の横や管の裏側に装着されているタイプなら、このグロー球を交換するだけであっさり復旧することも珍しくない。
一方、管やグロー球を新品に替えても点灯しない場合、あるいは「ジー」という異音や焦げ臭いにおいがする場合は、照明器具の心臓部である安定器の故障・経年劣化が疑われる。照明器具の耐用年数は各メーカーとも約8年〜10年を設計標準としており、設置から10年以上経過しているなら器具全体の寿命と判断するのが妥当だ。