手についたペンキの落とし方|肌を傷めず家にある物で落とす極意
手についたペンキの落とし方|肌を傷めず家にある物で落とす極意の最新情報をお届けします。専門的な知識が満載です。
油性塗料やカチカチに乾いてしまった水性ペンキに対して、身の回りにある日用品を使って肌に優しく落とす代表的な裏ワザが以下の5つです。「油は油で制す」という化学の基本原理と、穏やかな研磨作用を組み合わせることで、驚くほど簡単に塗料が浮き上がります。
① クレンジングオイル(メイク落とし)
メイクの油分を浮き上がらせるために作られたクレンジングオイルは、塗料落としにも最適です。乾いた手にオイルを数プッシュたっぷりとなじませ、ペンキが付着した部分を指先で円を描くように1〜2分マッサージします。塗料がオイルと混ざり合って溶け出してきたら、少量のぬるま湯を加えて乳化させ、しっかりと洗い流します。
② サラダ油(オリーブオイル)+重曹
料理に使うサラダ油やオリーブオイルに、掃除や料理用の重曹を小さじ1杯程度混ぜてペースト状にする方法は、頑固な油性ペンキに対して強力な効果を発揮します。植物油が塗料の樹脂を柔らかく溶かし、重曹の細かな粒子がスクラブの役割を果たして、皮膚のキメに入り込んだ塗膜を穏やかに掻き出します。肌への刺激が極めて少ない安心の組み合わせです。
③ バターやマーガリン
油の買い置きがない場合、冷蔵庫のバターやマーガリンでも代用できます。適量を手に取ると体温で溶けて油膜を作ります。固形油脂特有の粘り気が塗料にじっくり浸透し、擦り合わせるうちにポロポロとカス状になって剥がれ落ちていきます。
④ 除光液(アセトン配合タイプ)
マニキュアを落とす除光液は、乾燥した塗料を分解する強い溶解力を持っています。コットンにたっぷりと除光液を含ませ、ペンキがついた部分に数秒間押し当ててから優しく拭き取ります。ただし、シンナーほどではないものの脱脂力が強いため、指先など部分的な使用にとどめ、使用後は即座に石鹸で洗い流すことが大切です。
⑤ 固形石鹸+お湯でのふやかし
塗料が薄く付着している程度であれば、40度前後のぬるま湯に手を数分浸して皮膚を柔らかくした後、固形石鹸を直接肌に擦り付けるように泡立てるだけでも、皮膚の伸縮とともに塗膜が浮いて剥がれることがあります。