大垣名物・金蝶園総本家の全貌!水まんじゅうの賞味期限と通販の真実
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大垣の和菓子文化を語る上で欠かせない存在が金蝶園総本家です。江戸時代中期の寛政十年、初代・吉田すずによって創業された同店は、大垣城下町の発展とともに歩みを進めてきました。その歴史の礎となったのが、今なお愛され続ける「金蝶園饅頭(きんちょうえんまんじゅう)」です。
当時、大垣藩の家老戸田氏鉄公をはじめとする歴代藩主にも献上されたこの酒元饅頭は、酒種を発酵させて仕込む伝統製法が特徴です。天保年間には、大垣藩主より「名鳥を象りて金蝶と呼ぶべし」との言葉を賜り、これが屋号の由来となりました。ほのかな酒粕の芳香と、きめ細やかなこし餡の甘みが絶妙な調和を見せる逸品であり、大垣を代表する老舗名物として確固たる地位を築いています。
さらに、大垣は俳聖・松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅を結んだ地としても名高く、これにちなんだ「芭蕉餅(ばしょうもち)」も同店の代表銘菓の一つです。柔らかな求肥に上質なきな粉と黒蜜が絡み合う素朴で奥深い味わいは、歴史情緒漂う大垣の手土産として高い支持を集めています。