介護士と看護師の違いは?給料格差と医療行為の境界線を徹底比較

介護士と看護師の違いは?給料格差と医療行為の境界線を徹底比較について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

介護現場で経験を重ねる中で、「より専門的な医療知識を身につけたい」「年収を上げたい」と看護師を目指す人が増えています。このステップアップは果たして現実的なのでしょうか。

まず取得難易度を比較すると、介護職員初任者研修は最短1カ月程度、実務者研修は無資格からでも約6カ月で受講修了が可能です。国家資格である介護福祉士も、実務経験3年に加えて実務者研修を修了すれば、合格率70〜80%前後で推移する筆記試験を突破することで取得できます。

一方、看護師のハードルは格段に上がります。正看護師の国家試験を受験するには、文部科学大臣または厚生労働大臣指定の看護専門学校・短大・大学に最低3年間通学しなければなりません。准看護師を経由して正看護師を目指すルートであっても、通算で数年単位の通学と病院実習が義務付けられています。看護国家試験の合格率自体は90%前後と高いものの、そこに至るカリキュラムと過密な臨床実習を乗り切ること自体のハードルが極めて高いのが特徴です。

社会人から看護師へ転身する場合、学費や生活費の工面、過酷な実習スケジュールの確保が最大の壁となります。しかし、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」や病院独自の奨学金制度を活用することで、30代・40代から看護学校を卒業し、有資格者として現場復帰を果たす成功例は多数報告されています。介護現場の経験を持つ看護師は、患者の日常生活動作(ADL)や退院後の生活支援を見据えた看護ができるため、病院・施設双方から極めて高く評価されます。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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