ルパン三世の歴代愛車を徹底解剖!黄色いフィアットとベンツSskの真相
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半世紀以上にわたるシリーズの歴史の中で、ルパン一味がステアリングを握ったのはフィアットとベンツSSKだけではありません。各シリーズの時代背景や制作陣のこだわりを反映した、多彩な名車たちが登場しています。
ルパン自身の歴代愛車を振り返ると、PART1第1話のレースシーンで登場した名門レーシングカーアルファロメオ 6C 1750 グランスポルトが挙げられます。戦前のグランプリを席巻した美しいバルケッタ(小舟型)ボディを持つこの車は、まさに大泥棒にふさわしい気品を備えていました。近年のシリーズである『PART4』や『PART5』では、物語の舞台となったイタリアやフランスの街並みに合わせ、現代的なカラーリングの水色(ライトブルー)のフィアット500や、クラシカルなアルファロメオ 1900などが登場し、古き良きヨーロッパ車の美しさを再提示しています。
一方、相棒である次元大介の愛車にも熱狂的なファンが存在します。ルパンが欧州の歴史的な名車を好むのに対し、次元の好みは「無骨でトルクフル、男臭さを感じさせるアメリカ車や硬派なスポーツクーペ」に集中しています。
テレビ第2シリーズ(赤ジャケット版)や各TVスペシャルで次元がハンドルを握る姿として定着しているのが、1970年代の国産マッスルカーを代表する三菱・ギャランGTOです。「ダックテール」と呼ばれる跳ね上がったリアエンドと精悍なフロントマスクは、目深に被ったボルサリーノとスーツ姿の次元に完璧にマッチしていました。また、大排気量のV8エンジンを唸らせるダッジ・チャレンジャーやシボレー・コルベットなど、直線番長的な迫力を持つアメ車を愛用する描写も多く、欧州製ライトウェイトを自在に振り回すルパンとのコントラストを際立たせています。