柴田大輔と関東連合の真実|工藤明男の正体と衝撃の死因
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柴田氏を語る上で避けて通れないのが、関東連合の「絶対的君主」として君臨した見立真一容疑者(現在も国際指名手配中)との複雑な愛憎関係です。かつては参謀役として見立容疑者を支えていましたが、その関係性は対等な友情ではなく、理不尽な暴力と恐怖で支配された極めて歪んだものでした。自著の手記でも「見立からの深夜の呼び出しに常に胃を痛め、携帯の着信音に怯えていた」と克明に吐露されています。
決定的な亀裂が決定的となったのは、2012年9月に発生した「六本木クラブ襲撃事件(フラワー事件)」でした。見立容疑者の指示を受けたメンバーらがクラブに乱入し、無関係の飲食店経営者を金属バットで撲殺したこの凶行により、警察当局による関東連合の徹底的な壊滅作戦が始動します。柴田氏自身はこの襲撃現場には関与していなかったものの、重要参考人として警察の追及を受け、自身が築き上げたビジネスも壊滅的な打撃を受けました。
主犯の見立容疑者がフィリピンへと逃走し、残された後輩たちが次々と逮捕されていく中、柴田氏は2013年、筆名「工藤明男」として『いびつな絆 関東連合の真実』(宝島社)を電撃出版します。累計発行部数30万部を超えるベストセラーとなった同書で、彼は仲間たちの実名、残虐なリンチの実態、芸能界との癒着構造をすべて暴露しました。この告発は裏社会における絶対的タブーである「破門者の裏切り」を意味し、かつての盟友たちからの激しい怒りを買うことになりました。
特に、六本木事件で懲役刑が確定し服役した元幹部・石元太一氏は、獄中から著書やブログを通じて「工藤明男の主張は自己保身と虚飾に満ちている」と激しく猛反発。両者の主張は真っ向から対立し、アンダーグラウンドの言論戦として世間の耳目を集め続けました。