久留米附設が東大・医学部に強い理由とは?偏差値や学費と寮生活のリアル
久留米附設が東大・医学部に強い理由とは?偏差値や学費と寮生活のリアルとはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
久留米附設を語る上で欠かせないのが、社会の変革を牽引する傑出した卒業生たちの存在です。久留米附設出身の有名人として真っ先に名が挙がるのは、ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏(高校中退後渡米)や、実業家の堀江貴文氏です。さらに、元日本たばこ産業(JT)社長の本田勝彦氏、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、政治家や法曹界、医学界の重鎮など、多方面で強烈なリーダーシップを発揮する人材が揃っています。
堀江貴文氏が過去の著書やインタビューで「附設時代はとにかく麻雀やパソコンに熱中し、先生も型破りな生徒の個性を頭ごなしに否定しなかった」と述懐しているように、同校には古くから「出る杭を打たず、個人の突出した才能を面白がる」という気風が根底に流れています。ガチガチの受験少年院ではなく、知的な奇才やオタク気質の探求者を温かく見守る度の広さが、孫氏や堀江氏のようなイノベーターを育んだ土壌といえます。
そして、2013年度の中学校男女共学化(高校は2005年度に共学化)によって、男女共学化後の変化と校風は劇的な進化を遂げました。共学化前は「男子校特有の泥臭さと自由さ」が色濃かったキャンパスに、九州全土からずば抜けた学力を持つ女子生徒が参入。文化祭や体育祭などの行事の華やかさが増しただけでなく、教室内の学問的議論にも多様な視点がもたらされました。女子生徒の医学部・難関法学部志向は極めて高く、互いに切磋琢磨する健康的な競争意識が、近年の進学実績をさらに盤石なものにしています。