24時間テレビ募金横領の深層|ギャンブルへ消えた寄付金と現在
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事件発覚直後、SNSや掲示板ではネットの反応が猛烈に炎上し、怒りの矛先は日本テレビ本社や番組出演タレントにまで波及しました。しかし、ここで明確にしておくべき誤解と事実関係があります。
最大の誤解は、「日本テレビ本社が組織ぐるみで募金を中抜きしていた」「東京に集まった数億円の募金がギャンブルに使われた」という認識です。実態は、日本テレビ系列の地方加盟局である日本海テレビ(独立した上場・非上場の別法人)の局長代理が単独で行った横領でした。
もちろん、ネットワークの要である日本テレビに統括責任や道義的責任がないわけではありません。系列各局で募金を預かる共通ブランドを使用していながら、各局の管理体制を監査する統一基準を長年設けてこなかった点について、日本テレビ側も重大な過失を認めました。ネット上での「24時間テレビそのものを廃止すべき」という過激な言説の背景には、こうしたフランチャイズ的な管理の緩さに対する不信感が横たわっています。