5月花粉症が治らない理由とは?イネ科の猛威と喉の痛み・肌荒れ対策

5月花粉症が治らない理由とは?イネ科の猛威と喉の痛み・肌荒れ対策について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

Q1:スギ花粉症の人は、必ずイネ科の花粉症にもなってしまうのですか?
A1:必ずしも全員が発症するわけではありません。ただし、アレルギー体質(アトピー素因)を持つ人は新たなアレルゲンに対しても感作(体内にIgE抗体が作られること)されやすい傾向があります。スギ花粉によって鼻や喉の粘膜がすでに傷ついている春の終盤に大量のイネ科花粉を吸い込むことで、後天的にイネ科花粉症を新規発症するケースは極めて多く見られます。

Q2:5月の花粉症対策として、市販薬だけで喉の痛みや肌荒れは治せますか?
A2:軽度であれば、抗ヒスタミン成分に加えてトラネキサム酸などの抗炎症成分を配合した内服薬や、低刺激のヘパリン類似物質配合の保湿剤で対応可能です。ただし、喉の奥の激しい痛みや夜間の咳、顔面の強い赤みやかゆみがある場合は、市販薬の単独使用では抑えきれないことが多いため、我慢せずに耳鼻咽喉科や皮膚科で吸入ステロイドや医療用外用薬の処方を受けることを強く推奨します。

Q3:川沿いや公園の近くに住んでいる場合、室内でできる最も効果的な防衛策は何ですか?
A3:イネ科花粉は草丈が低いため、地面に近い1階や2階の窓から容易に侵入します。晴れて風が強い日の午前中や夕方の換気は最小限にし、窓を開ける際はレースのカーテンで遮断してください。また、洗濯物や布団の外干しは避け、帰宅時は玄関前で衣類を丁寧にブラッシングして花粉を室内に持ち込まない生活動線の徹底が極めて有効です。

Q4:シラカンバ花粉症とイネ科花粉症を同時に発症することはありますか?
A4:十分に起こり得ます。特に北海道や東北地方では5月にシラカンバとイネ科の飛散時期が重なるため、重複発症によって症状が深刻化する患者が多数存在します。また、シラカンバ花粉症はリンゴやモモなどのバラ科果物に対するアレルギーを誘発しやすいため、食生活における交差反応への警戒が極めて重要になります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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