目が開かない激痛の正体は?紫外線結膜炎の症状と正しい治し方・受診目安
目が開かない激痛の正体は?紫外線結膜炎の症状と正しい治し方・受診目安の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。
夜中に激痛で目が覚めた際、パニックになって誤った自己流の処置を行うと、角膜の傷を深めたり治癒を大幅に遅らせたりする原因になります。医療機関が開くまでの深夜帯に実践すべき紫外線による目の日焼け・痛い時の対処法は、以下のステップに集約されます。
1. まぶたの上から濡れタオルでアイシングする
炎症部位の熱感を抑えるため、紫外線に対する目を冷やす効果は即効性のある対症療法として極めて有効です。清潔なタオルを冷水で絞り、まぶたを閉じた上から優しく当ててください。冷やすことで局所の血管拡張が抑えられ、ズキズキとした拍動性の痛みや神経の過敏状態を鎮静化させます。ただし、氷や保冷剤を直接皮膚に強く押し当てる行為は凍傷や眼球圧迫の危険があるため避けてください。
2. コンタクトレンズは直ちに外して破棄・中断する
紫外線結膜炎を発症した状態でのコンタクトレンズ装用は絶対厳禁です。上皮が傷ついた角膜の上にレンズを乗せ続けると、酸素供給が絶たれて細胞修復がストップするだけでなく、レンズと角膜の摩擦で上皮剥離が拡大します。さらに最も警戒すべきは、剥き出しになった創部から緑膿菌やアカントアメーバなどの病原体が侵入する重篤な角膜感染症のリスクです。発症時は即座にレンズを外し、完全に充血と痛みが消失するまでメガネ生活に切り替えてください。
3. 部屋を暗くして光刺激を遮断し、目を擦らず安静を保つ
角膜上皮が荒れているときは微弱な光でも強い痛みを感じます。部屋の照明を落とし、遮光カーテンを引いた暗室で目を閉じて安静に過ごすのが紫外線による目の充血の治し方の基本です。異物感があるからといって目を手で擦ると、剥がれかけた上皮を完全に削り取ってしまうため、どんなに痒みやゴロゴロ感があっても絶対に目を擦ってはいけません。