スヌーピーのジョー・クールとは?大学生を気取る理由と誕生秘話を追う
スヌーピーのジョー・クールとは?大学生を気取る理由と誕生秘話を追うについての最新情報をお届けします。
街中のセレクトショップやグラフィックTシャツで見かけるあの風貌を見て、スヌーピーとは別の新キャラクターや親戚だと思い込んでいるケースは珍しくありません。しかし、スヌーピージョークールの正体は、スヌーピー自身が豊かな想像力の中で演じるオルターエゴ(もうひとつの自我)です。
歴史的な記録を紐解くと、ジョークール初登場の経緯は1971年5月27日付の新聞連載コミックに遡ります。スヌーピーはおもむろに真っ黒なサングラスを装着し、読者に向かって「Here's Joe Cool hanging around the student union(学生会館の周りをうろつくジョー・クールのお出ましだ)」と独白しました。この一コマこそが、世界中で愛されるアイコニックな姿の出発点です。
名前の「ジョー(Joe)」という単語は、アメリカ英語において「ごく普通の男」「名無しの権兵衛(Joe BlowやAverage Joe)」を指すスラングとして多用されます。つまり、自ら「超絶にクールな男」を名乗りながら、名前自体はどこにでもあるありふれた呼称を使っている点に、作者シュルツならではの絶妙なアイロニーが込められています。これが今日に続くスヌーピージョークール由来と経緯の根幹をなすエッセンスです。