『Nのために』犯人の動機と結末の真相|全員の「N」とキャストの現在
話題沸騰中の 『Nのために』犯人の動機と結末の真相|全員の「N」とキャストの現在について、多角的な視点を整理して公開しています。
物語の最大の謎である「スカイローズタワー48階・野口夫妻殺人事件」。現場で現行犯逮捕されたのは西崎真人(小出恵介)でしたが、野口貴弘(徳井義実)を殺害した真犯人は妻の野口奈央子(小西真奈美)であり、その奈央子を刺殺したのは逆上した貴弘本人でした。
事件の引き金となったのは、野口夫妻の歪んだ支配関係です。完璧主義の貴弘から日常的なDVを受けていた奈央子を救い出すため、かつて母親からの虐待に苦しんだ過去を持つ西崎が「救出計画(作戦名:N作戦II)」を実行しました。しかし、奈央子は夫の暴力に怯えながらも、心の奥底では激しく夫に執着していました。
計画の綻びに気づいた貴弘が部屋へ戻り、西崎を激しく暴行。夫が自分ではなく西崎に執着を向けたことに絶望した奈央子が、貴弘の頭部を燭台で殴打して絶命させます。直後に貴弘が最後に残した力で奈央子を刺し、凄惨な相打ちとなって幕を閉じました。西崎は、かつて火災現場で母を見殺しにしてしまった罪悪感を払拭するため、「奈央子を守りきれなかった贖罪」として自分が二人を殺害したと偽証し、10年の刑に服したのです。