しりとりで勝てる!「り」から始まる言葉全集と最強の「る」返し裏ワザ
しりとりで勝てる!「り」から始まる言葉全集と最強の「る」返し裏ワザにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
インターネット上の掲示板や雑学サイトでは、「日本語において『り』から始まる言葉は極端に少なく、しりとりで最も不利な文字である」という説がまことしやかに語られることがあります。しかし、国語辞典や言語学の専門データに照らし合わせると、この通説は「半分正しく、半分は完全な誤解」であることが判明します。
三省堂国語辞典や岩波国語辞典などの語彙構成を精査すると、確かに「大和言葉(古代からの和語)」においては、語頭に「ら行」の音が立つ単語は基本的に存在しません。「ら・り・る・れ・ろ」で始まる言葉は、古代日本語の音韻規則上、語頭に立つことが禁忌とされていたためです。そのため、純粋な和語だけでしりとりをしようとすると、「り」から始まる言葉は「りんご(林檎・漢語由来)」すら除外され、壊滅状態に陥ります。
しかし現代日本語は、大量の「漢語(音読み熟語)」と明治以降に爆発的に流入した「外来語(カタカナ語)」を包括しています。「理」「利」「流」「両」「領」といった漢字から派生する漢語は辞書のかなりのページを占めており、カタカナ語に至っては「リ」で始まる接頭辞(Re-:再、反などを意味するワード)が無数に存在します。
つまり、「り」から始まる言葉が少ないのではなく、「日常会話の表層に浮かびやすい大和言葉の中にないため、パッと記憶から引き出しにくい」というのが脳科学的・言語学的な真実です。この構造を理解していれば、脳の検索インデックスを「漢字2文字熟語」または「英語由来のカタカナ語」に切り替えるだけで、語彙の蛇口は無限に開くことになります。