日本のゴミの量はなぜ減少?世界ランキングと迫る限界の真相
日本のゴミの量はなぜ減少?世界ランキングと迫る限界の真相に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをご確認ください。
Q1:日本のゴミ総排出量が減っているのに、なぜ「最終処分場が危機」と言われるのですか?
A1:排出量そのものは減少していますが、最終処分場(埋立地)の絶対容量には限りがあり、全国平均で約23年分しか残されていないためです。処分場を新たに造成しようにも、環境保全や風評被害を懸念する地域住民の同意を得ることが現代では極めて困難であり、新規建設がほぼストップしている自治体が多いことが背景にあります。
Q2:日本のプラスチックごみは、いまも海外へ輸出されているのですか?
A2:2017年末に中国が廃プラスチックの輸入を禁止(いわゆる中国ショック)して以降、東南アジア諸国への輸出もバーゼル条約の改正によって厳格に規制されました。現在では汚れたプラスチックの輸出は実質的に不可能となり、原則として国内での処理・リサイクルが義務付けられています。このため、国内の保管・処理施設のキャパシティ確保が喫緊の課題となっています。
Q3:一般家庭がゴミの量を減らすために、最も効果的な行動は何ですか?
A3:自治体の可燃ゴミの約3〜4割を占める「生ゴミの減量」です。生ゴミの約80%は水分であるため、捨てる前にしっかりと水切りを行うだけで、重量を劇的に減らし、清掃工場の焼却効率を高めてCO2排出を削減できます。また、必要以上の食材を買い込まない「食材の使い切り」を習慣化することが、家庭系食品ロスの直接的な抑制につながります。