リニア開業はいつ?延期の真相と2026年最新進捗を徹底解明
リニア開業はいつ?延期の真相と2026年最新進捗を徹底解明について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
世界最高水準の営業最高時速500kmを実現する「超電導リニア(SCMaglev)」は、従来の鉄車輪とレールによる粘着駆動とは根本的に異なる物理原理で走行します。その中核を成すのが、「超電導磁石」と地上コイルによる電磁誘導現象です。
車両側の台車には、絶対零度近く(マイナス269度前後、液体ヘリウム冷却)まで冷やすことで電気抵抗をゼロにした超電導磁石が搭載されています。この超電導磁石が強力な磁場を発生させた状態で、軌道の側壁に敷設された地上コイル(浮上・案内コイルおよび推進コイル)の間を通過します。
1. 浮上・案内のメカニズム
車両が高速で側壁のコイルを通過すると、電磁誘導によって地上コイルに電流が流れ、車両の超電導磁石との間に「同極同士の反発力」と「異極同士の吸引力」が同時に発生します。これにより、車両はレールから約10cm完全に浮上します。車輪がレールに接触しないため摩擦抵抗が極めて少なく、摩耗による部品劣化や騒音・振動を大幅に低減できます。なお、低速時(時速150km程度まで)はゴムタイヤで支持走行し、速度が上がると自動的に完全浮上へ移行します。
2. 推進(加速・減速)の仕組み
推進用地上コイルに外部の変電所から周波数を制御した交流電流を流すことで、地上側に移動する磁界を作り出します。車両側の超電導磁石がこれに引き寄せられ、同時に後ろから押し出されるリニアモーターの原理(リニア同期モーター:LSM)により、驚異的な加速力を発揮。ブレーキ時も電気的な回生ブレーキが主となり、摩擦に頼らない確実な減速が可能です。