廿日市女子高生殺害から14年の執念|鹿嶋学の動機と判決の全貌
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迷宮入りが懸念されていた事件が大きく動いたのは、発生から13年半が経過した2018年4月13日のことでした。山口県宇部市に住んでいた土木作業員の男・鹿嶋学(当時35歳)が、突如として殺人容疑で逮捕されたのです。
逮捕のきっかけは、事件とは全く無関係の「別件の暴行トラブル」でした。鹿嶋は当時勤務していた職場で同僚の足を蹴る暴行事件を起こし、山口県警に書類送検されていました。その手続きの過程で採取された指紋とDNA型を警察庁の全国データベースと照合したところ、廿日市市の現場に残されていた遺留指紋・犯人のDNA型と完全に一致したのです。
14年近くもの間、警察の捜査線上に一度も浮上してこなかった男の特定は、科学捜査の蓄積がもたらした決定打でした。この急転直下の逮捕劇は、日本中に大きな衝撃を与えました。