足の小指骨折「歩けるから平気」は大間違い!放置の罠と完治への全手順

足の小指骨折「歩けるから平気」は大間違い!放置の罠と完治への全手順の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

強打した直後、医療機関を受診するまでの間に適切な応急処置を行えるかどうかが、その後の内出血の拡大と痛みの軽減を大きく左右します。基本原則は「RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)」です。

受傷後48時間は、氷嚢をタオルで包み15〜20分間アイシングを行い、就寝時はクッション等を使って足を心臓より高い位置に保ちます。これにより患部の毛細血管が収縮し、過度な腫れを防ぐことができます。

自己固定を行う場合の標準手技が、隣の薬指(第4趾)を副木(添え木)代わりにして固定する「バディテーピング法(隣接指固定法)」です。

  1. 指間の皮膚保護:小指と薬指の間に小さく折りたたんだガーゼやコットンを挟みます。これを怠ると汗で皮膚がふやけて皮膚炎(白癬菌感染やびらん)を引き起こします。
  2. テープの選定:伸縮性の少ない12〜19mm幅のサージカルテープや医療用ホワイトテープを使用します。
  3. 巻き方:小指と薬指を並べ、骨折部そのものを強く締め付けないよう配慮しながら、「第1関節と第2関節の間」および「付け根付近」の2箇所を適度なテンションで2〜3周巻きます。
  4. 血流チェック:テープを巻き終わった後、小指の爪を軽く押して白くし、離したときに2秒以内に元のピンク色に戻るか確認します。爪が紫色になったり痺れを感じる場合は締めすぎのため直ちに巻き直してください。

なお、湿布(消炎鎮痛パップ・テープ剤)には骨をくっつける作用は一切ありません。湿布に含まれる非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は痛みと局所の熱感を和らげるための対症療法に過ぎず、湿布を貼ったからといって骨折部が固定されたわけではないことを肝に銘じておく必要があります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest