メールのCcとBccの違いとは?事故を防ぐ正しい使い分けと返信マナー
メールのCcとBccの違いとは?事故を防ぐ正しい使い分けと返信マナーに関する疑問を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
日本ビジネスメール協会が毎年実施している「ビジネスメール実態調査」などの公開データによると、仕事でメールを使う人の約4割が「メールの送信ミスをした経験がある」と回答しています。その中でも特に被害規模が大きくなりやすいのが、宛先欄の指定ミスによるメール CC 個人情報漏洩です。
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)や各セキュリティ機関の公表資料を見ても、個人情報の漏洩事故原因として「メール誤送信(BCCとCCの取り違え)」が毎年上位に記録されています。SNSやコミュニティサイト上でも、以下のような生々しい現場の悲鳴が日常的に投稿されています。
「新入社員のときにセミナー参加者200人へ案内メールを送る際、BCCに入れるべきアドレスをすべてCC欄に貼り付けて送信してしまった。送信直後に受講者全員の氏名と個人アドレスが流出し、始末書と電話対応に追われた」(30代・マーケティング職)
「取引先に送った見積もりメールに、裏で上司のアドレスをBCCに入れていた。しかし、その上司が内容に口を出そうとして誤って『全員に返信』をしてしまい、取引先にBCCでこっそり監視していたことがバレて気まずい空気になった」(20代・営業職)
後者の事例は、まさにBCC 全員に返信 トラブルの典型例です。BCCで受け取った側が何も考えずに「全員へ返信」ボタンを押してしまうと、送信者だけでなく元のToやCCにいた相手にも返信が届き、BCCに入っていた事実が白日の下に晒されてしまいます。こうした事故は個人の注意力だけに依存している限り、必ず再発する構造的なリスクを孕んでいます。