テニス肘の湿布は骨に貼るな!劇的改善へ導く正しい位置と裏ワザ
テニス肘の湿布は骨に貼るな!劇的改善へ導く正しい位置と裏ワザを徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を凝縮して配信します。
肘の外側にある骨の突起を指で押さえると、飛び上がるほどの激痛が走るため、誰もが無意識にその「骨の直上」へ湿布の中心を合わせてしまいがちです。しかし、医療現場の取材で理学療法士や整形外科医が一様に口を揃えるのは、「骨膜の直上に貼っても薬効成分は深部の病巣へ効率的に浸透しない」という冷徹な事実です。
テニス肘の正式名称は上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)。手首を上に反らす、あるいは指を伸ばす働きを担う「短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)」などの腱が、肘の外側の骨の付け根を過剰に牽引し続けることで微小断裂や変性を起こす病態を指します。つまり、悲鳴を上げている骨の出っ張りは「引っ張られた結果として痛んでいる場所」にすぎず、真のトラブルメーカーは前腕伸筋群(ぜんわんしんきんぐん)の筋肉本体です。
そこで実践すべきテニス肘湿布の正しい位置は、以下の手順で特定します。
- 肘の外側にある最も尖った骨の突起(上腕骨外側上顆)を確認する。
- そこから手首に向かって指2〜3本分(約3〜4cm)下った前腕部分に指を置く。
- 手首を上へ反らしたときに、ポコッと大きく盛り上がる筋肉のふくらみ(前腕伸筋群湿布ポイント)を確認する。
- この筋肉の最も厚みがある部分を中心に据え、骨の付け根方向へ向けて湿布を貼る。
筋腹(筋肉の中央部)へ的確にアプローチすることで、緊張して縮み上がった筋膜と腱接合部への血流を促し、有効成分をダイレクトに作用させることが可能になります。