パスボールとは?暴投との違いや自責点・失策の判定基準を徹底解説
パスボールとは?暴投との違いや自責点・失策の判定基準を徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
Q1:ランナーがいないときにボールを後ろへ逸らしてもパスボールになりますか?
A1:パスボールにはなりません。パスボール(捕逸)およびワイルドピッチ(暴投)は、「走者が進塁したこと」によって初めて記録されるルールです。ランナーがおらず、打者が進塁する権利(振り逃げなど)も発生していない場面であれば、ボールをどれだけ後方へ逸らしても公式記録には何も残りません。
Q2:ワンバウンドした投球を捕手が弾いた場合は、絶対にワイルドピッチですか?
A2:原則として9割以上のケースでワイルドピッチ(暴投)と判定されます。投球が地面に触れた時点で投手の制球ミスとみなされるためです。ただし、ベース手前で勢いを失った極めて緩やかなバウンドで、捕手の正面にありながらイージーな捕球ミスで後逸したと記録員が判断したごく一部の例外においてのみ、パスボールが記録されることがあります。
Q3:スコアブックにはパスボールをどのように記入しますか?
A3:進塁した走者のマスの該当する進塁線上に、パスボールの略称である「PB」または「B」と記入します。同時に投手の成績欄ではなく、捕手の守備成績欄の「捕逸」項目に「1」をカウントします。
Q4:パスボールで進塁させた後、タイムリーヒットを打たれたら投手の自責点になりますか?
A4:そのヒットによって本来の塁からでも生還できたと判断されれば自責点になります。例えば二塁走者が捕逸で三塁へ進んだ後、本塁打やクリーンヒットで生還した場合、捕逸がなくても生還できた明白な安打であれば投手の自責点としてカウントされます。捕逸がなければ生還できなかった内野ゴロや犠飛などの場合に限り、自責点から除外されます。