芥川賞と直木賞の違いとは?純文学と大衆小説の選考基準・賞金を徹底比較
芥川賞と直木賞の違いとは?純文学と大衆小説の選考基準・賞金を徹底比較に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:直木賞作家が芥川賞を受賞することはありますか?
A1:制度上および文壇の慣例上、あり得ません。芥川賞は「無名新人」を対象としているため、すでに単行本を何冊も出版して直木賞を受賞できるだけの実績を積んだプロ作家が、芥川賞の候補に選ばれることは構造上存在しません。
Q2:受賞作が「該当作なし」になることはありますか?
A2:あります。選考委員全員の採点や合議の結果、基準に達する作品がないと判断された場合、「受賞作なし」という結果が発表されます。かつては頻繁に見られましたが、近年は出版不況や話題性の維持という観点からも、極力1作または2作(同時受賞)が選ばれる傾向が強まっています。
Q3:選考会が行われる料亭「新喜楽」で作家は何をしているのですか?
A3:作家本人は選考会場にはいません。候補作家たちは、担当編集者とともに文藝春秋の会議室や近隣のホテル、あるいは自身の自宅や飲食店で待機し、選考結果を知らせる「受賞の電話(通称:吉報待ち)」を待っています。
Q4:芥川賞と直木賞は年に何回発表されますか?
A4:毎年1月中旬(前年下半期分)と7月中旬(当年上半期分)の年2回開催されます。選考結果は当日の夕方から夜にかけて記者会見で速報発表され、受賞作は芥川賞が『文藝春秋』、直木賞が『オール讀物』の誌上に掲載・特集されます。