プラムの食べ方決定版!皮ごと食べるコツと酸っぱい実の追熟裏ワザ
プラムの食べ方決定版!皮ごと食べるコツと酸っぱい実の追熟裏ワザの全体像を詳しく解説してご紹介します。
店頭で手に入るプラムを口にする際、多くの人が「皮を剥くべきか、そのままかじるべきか」で迷います。果樹の栽培農家や栄養学の専門家が推奨する基本は、ずばり「流水で洗って皮ごと食べる」スタイルです。
プラムの皮には、強い抗酸化作用を持つアントシアニンが豊富に含まれており、活性酸素の除去や眼精疲労の緩和に寄与します。さらに、果肉部分には水溶性・不溶性の食物繊維(ペクチン)や、体内の余分な塩分を排出するカリウム、疲労回復を促すリンゴ酸やクエン酸といった有機酸が凝縮されています。皮を剥いてしまうと、これら貴重なファイトケミカルの約4割を廃棄することと同義になります。
「皮の酸味が苦手」という声もありますが、完熟したプラムは果肉の糖度が14度から18度近くまで跳ね上がります。皮が持つ心地よいキレのある酸味と、中心部のとろけるような甘みが口の中で合流することで、プラム特有の立体的な美味しさが完成する計算された構造になっています。
なお、日常会話で混同されがちな「プラム」と「すもも」に植物分類上の厳密な違いはありません。一般的に、日本に古くから自生していた在来種をもとに品種改良されたものを「すもも(日本すもも)」、英語圏の呼称としてそのまま定着した呼び名が「プラム」です。また、乾燥させて食す機会が多い西洋すももは主に「プルーン」と呼び分けられています。