赤ちゃんの大泉門閉鎖はいつ?早い・遅い危険サインと受診目安を徹底解説

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大泉門の閉鎖時期だけでなく、日々のスキンシップの中で見逃してはならないのが「形態の急激な変化」です。特に大泉門の膨らみ(膨隆)と凹み(陥没)は、急性疾患のサインとなるため正しい識別法を身につけておく必要があります。

大泉門を正しく観察するための基本姿勢は、「赤ちゃんが機嫌よく座っている(または抱っこされている)安静な状態」で触れることです。赤ちゃんが激しく泣いている時や力んでいる時は、一時的に腹圧・頭蓋内圧が上昇して大泉門が盛り上がったり拍動が激しくなったりしますが、これは完全な生理現象であり心配ありません。

1. 大泉門の「膨らみ(膨隆)」が示す危険信号

赤ちゃんが静かにしているにもかかわらず、大泉門が骨の高さよりもパンパンに盛り上がり、触るとパーンと張っている状態は頭蓋内圧亢進を疑います。原因としては、細菌やウイルスが脳を包む髄膜に侵入する「髄膜炎」、脳炎、あるいは頭部を打撲した後の「頭蓋内出血」などが挙げられます。

「高熱がある」「噴水のように何度もミルクや母乳を吐く」「視線が合わずぐったりしている」「甲高い声で泣き続ける」「痙攣(ひきつけ)を起こした」といった症状を伴う膨隆は一刻を争う緊急事態です。夜間や休日であっても迷わず小児救急医療機関を受診してください。

2. 大泉門の「凹み(陥没)」と脱水症の関係

大泉門が頭蓋骨のラインよりも明らかに深く窪み、お皿のように落ち込んでいる場合は脱水症が強く疑われます。感染性胃腸炎による頻回の下痢・嘔吐、夏場の熱中症、高熱による発汗過多などで体内の水分が失われると、髄液の循環量も減少し、大泉門が落ち込みます。

「半日以上おしっこが出ていない」「泣いても涙が出ない」「唇や舌がカサカサに乾いている」「皮膚にハリがなく元気が消失している」などの兆候が重なる場合は、経口補水療法や点滴治療が必要となるため、速やかに医療機関を受診しましょう。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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