「飛ぶ」の書き順は大人の9割が誤解?全9画の正しい筆順と綺麗に書くプロの極意
「飛ぶ」の書き順は大人の9割が誤解?全9画の正しい筆順と綺麗に書くプロの極意の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。
暗記しようとすると忘れがちな書き順も、文字の原点である「飛」の漢字の成り立ちを知れば、生涯忘れることはありません。
成り立ちは「大きな羽を広げて羽ばたく鳥の姿」
古代の甲骨文字や金文を見ると、「飛」は鳥の胴体と左右に広げた大きな翼をそのまま模った象形文字です。
・1〜3画目:鳥が風を掴む「左の翼」
・4〜6画目:力強く風を切る「鳥の胴体と尾羽」
・7〜9画目:バランスを取る「右の翼」
このイメージを持つだけで、「左翼を作ってから、体を貫き、最後に右翼を広げる」という一連のストーリーが頭に定着し、書き順の迷いは完全に消え去ります。
手書きで圧倒的に美しく見せる「書き方のコツ」
ただ順番を守るだけでなく、書類や芳名帳でプロ級の美文字に見せるための配置ポイントが3つあります。
1. 1画目と7画目の「カギ」の角度をやや内側に絞る
真横・垂直に折るのではなく、鳥が羽をしならせるように、わずかに斜め下へ角度をつけることで文字に躍動感が生まれます。
2. 4画目の縦棒は文字の「全長の8割」を支配する
中央の縦線は左右のパーツよりも上下にしっかりと突き出させます。この縦軸が短いと、太った鳥のようにずんぐりした印象になってしまいます。
3. 左右の点(2・3画目、8・9画目)は等間隔に配置する
羽の内側にある点は、外枠に寄りすぎず中央の空間にリズムよく打ちます。これだけで文字全体の通気性が良くなり、洗練された印象を与えます。
「飛ぶ」の送り仮名ルールを再確認
用字用語の観点から注意したいのが「飛ぶ」の送り仮名です。
基本形は「飛ぶ(とぶ)」ですが、「飛び立つ(とびたつ)」「飛び散る(とびちる)」などの複合動詞では「び」を送り、「飛行(ひこう)」「飛翔(ひしょう)」といった音読み熟語と混同しないよう公用文ルールを押さえておきましょう。