お色気番組はなぜテレビから消えた?伝説の深夜史と配信復活の全真相

お色気番組はなぜテレビから消えた?伝説の深夜史と配信復活の全真相に関する疑問を徹底的にまとめました。詳細な解説をご確認ください。

昭和の深夜帯を開拓した金字塔として、今なお語り草となっているのが日本テレビ系列の『11PM(イレブン・ピーエム)』(1965〜1990年)です。大橋巨泉氏や藤本義一氏が司会を務めた同番組は、単なる露出や扇情的な演出にとどまらず、競馬や釣り、政治風刺、前衛的な芸術までを幅広く網羅した「大人の男のための総合情報ワイドショー」でした。深夜帯の視聴率が10%を超える夜も珍しくなく、テレビが夜型社会へ移行する先駆けとなったのです。

平成に入ると、バブル景気の余波とテレビ業界の競争激化が重なり、よりダイレクトなエロスとバラエティ性を融合させた番組が相次いで登場しました。テレビ東京の『ギルガメッシュないと』(1991〜1998年)は、低予算逆転のアイデアとして「ランジェリーパブ潜入」や「下着ファッションショー」などの名物コーナーを連発し、同局の深夜枠をキラーコンテンツへと押し上げました。当時アシスタントを務めた飯島愛さんの歯に衣着せぬトークは社会現象となり、深夜番組から国民的タレントが誕生する導火線にもなりました。

さらにテレビ朝日系列の『トゥナイト2』(1994〜2002年)は、風俗街のリポートやセクシーカルチャーを石川次郎氏らの知的な視点で切り取り、硬派なドキュメンタリータッチと大人の好奇心を両立させた希有な番組でした。歴代の深夜番組を振り返れば、フジテレビの『オールナイトフジ』や『殿様のフェロモン』、日本テレビの『スーパージョッキー』など、各局が生放送特有のハプニング感を武器に独自のフェロモン路線を競い合っていたことがわかります。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest