実力派・中島歩の引力!世界的名作の裏側と怪演が照らす現在地
実力派・中島歩の引力!世界的名作の裏側と怪演が照らす現在地の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。
端正な顔立ちと180cmを超える長身。彼を語る上でしばしば持ち出されるのが、明治の文豪・国木田独歩の玄孫(4代目の子孫)という出自だ。文学の香りを漂わせる佇まいは天性のものであるに違いないが、彼の歩んできた道は決して平坦なエリートコースではない。
大学時代に落語研究会に所属し、言葉の間や人間の滑稽さを肌で学んだ後、メンズノンノのモデルとしてキャリアをスタート。だが、きらびやかなファッションの世界に身を置きながらも、彼の視線は常に「芝居」の核心へと向けられていた。大手芸能事務所テンカラットに所属し、オーディションを愚直に受け続ける日々。自らの血筋に甘えることなく、泥臭く演劇の基礎を叩き込んできた下積み時代が、いまスクリーンで見せる骨太な説得力の源泉となっている。