骨延長手術で身長は何Cm伸びる?費用相場と後遺症リスクを徹底解剖

骨延長手術で身長は何Cm伸びる?費用相場と後遺症リスクを徹底解剖についての真相をご紹介します。

近年、日本国内の治療費が1,000万〜2,000万円以上に達することから、費用を抑えるためにトルコやアルメニア、ジョージアなどへ渡航して手術を受けるケースが増加しました。しかし、それに比例して「トルコ骨延長の失敗・トラブル事例」が国際的な医療問題として表面化しています。

海外でのトラブル事例として最も多く報告されているのが、「現地ブローカーによる過剰な宣伝と不十分な術後フォロー」です。手術費用と滞在費の安さ(300万〜600万円程度)に惹かれて渡航したものの、術後に十分なリハビリ施設が用意されていなかったり、言葉の壁によって医師とのコミュニケーションが取れず、骨がくっつかない「偽関節」や重度の「骨髄炎」を発症して帰国を余儀なくされる事例が後を絶ちません。

さらに深刻なのは、「骨延長に伴う死亡事故」の存在です。これまでに国内外で発生した死亡事故の主因として、以下の3点が医学的に指摘されています。

  1. 脂肪塞栓症(Fat Embolism):骨を切断・穿孔した際、骨髄内の脂肪滴が血流に流入し、肺動脈を詰まらせて急性呼吸不全を起こす重篤な合併症。
  2. 深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)および肺血栓塞栓症:術後の長期寝たきりや下肢の運動制限により血栓が形成され、肺に飛んで突然死を招く。
  3. 敗血症性ショック:創外固定ピンの刺入部や手術部位から細菌が侵入し、骨髄炎から全身の重症感染症へと進行して多臓器不全に陥る。

日本整形外科学会をはじめとする各国の専門医組織は、美容目的の安易な骨延長手術に対して強い警鐘を鳴らし続けています。万が一、海外で合併症を起こして帰国した場合、国内の救急・大学病院でも他院の特殊な術後トラブルに対するリカバリー治療は極めて困難を極めます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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