朝の一歩目が激痛!更年期のかかとの痛み原因と後悔しない治し方
朝の一歩目が激痛!更年期のかかとの痛み原因と後悔しない治し方に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
Q1:更年期のホルモン補充療法(HRT)でかかとの痛みは治りますか?
A1:全身のエストロゲン欠乏による腱や関節の強ばりが主因である場合、婦人科でのホルモン補充療法(HRT)によって腱の柔軟性が回復し、かかとを含む全身の関節痛が大幅に軽快する症例は臨床上珍しくありません。ただし、すでに局所で強い腱膜変性や骨棘形成が起きている場合は、HRT単独での即効性は期待しにくいため、整形外科的な足底免荷ケアやリハビリとの併用が推奨されます。
Q2:足裏にできた「骨のトゲ(骨棘)」は手術で削る必要がありますか?
A2:レントゲンでかかとの骨にトゲのような骨棘(こつきょく)が見つかると不安になりますが、痛みの直接の原因が骨棘そのものではないことが大半です。骨棘は、長期間にわたり足底腱膜から強い牽引力を受け続けた結果として骨が反応性に増殖したものであり、痛みのない健康な高齢者にも高頻度で見られます。現在では骨棘を削る手術が行われることは極めて稀で、保存療法(ストレッチ・インソール・衝撃波)で腱の緊張を取り除けば、骨棘が残っていても痛みは完全に消失します。
Q3:温めるのと冷やすの、どちらが正しい対処法ですか?
A3:急性期の激しい熱感がある場合を除き、更年期の慢性的なかかとの痛みには「温める」処置が基本となります。入浴時に湯船でふくらはぎから足首をじっくり温めることで血行を促進し、コラーゲン線維の柔軟性を高めることが腱膜の緊張緩和に直結します。ただし、長時間の歩行直後などにかかとが熱を持ってズキズキ脈打つような感覚があるときのみ、アイスパック等で10〜15分程度局所を冷やして炎症の沈静化を図ってください。