危険な薬の飲み合わせ一覧!市販薬・お酒・サプリの相互作用を徹底解説
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薬の効き目に影響を与えるのは医薬品同士だけではありません。普段口にしている飲食物が、薬の体内動態を狂わせる引き金になるケースは多々あります。その筆頭格として知られるのが、グレープフルーツと薬の相互作用です。
グレープフルーツの果肉やジュースに含まれる「フラノクマリン」という成分は、小腸に存在する薬物代謝酵素CYP3A4の働きを強力に阻害します。血圧を下げるカルシウム拮抗薬やコレステロールを下げるスタチン系薬剤を服用している人がグレープフルーツを摂取すると、本来分解されるはずの薬が分解されず、通常の何倍もの血中濃度となって体内に吸収されてしまいます。その結果、急激な血圧低下によるふらつき、失神、重篤な不整脈などを引き起こすリスクが高まります。この阻害作用は摂取後24時間以上持続することもあるため、「時間をずらせば大丈夫」という油断は禁物です。
さらに見落としがちなのがサプリメントの飲み合わせ注意です。天然由来の健康食品であっても、医薬品と併用すると深刻な化学反応を起こします。
例えば、気分を落ち着かせるハーブとして親しまれるセントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)は、肝臓の代謝酵素を過剰に活性化させ、抗血栓薬(ワーファリン)や免疫抑制剤、経口避妊薬の代謝を早めてしまい、薬の効き目を弱めてしまいます。また、カルシウムや鉄分、マグネシウムなどのミネラル系サプリメントは、薬の成分と吸着して体内に吸収されにくくする作用があるため、併用には細心の配慮が求められます。