ウスターと中濃ソースの違いは?味やとろみ・代用の黄金比を徹底比較
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ウスターソースと中濃ソースの最も分かりやすい違いは「とろみ(粘度)」「酸味と辛味」「甘み」のバランスです。どちらも野菜や果実(トマト、りんご、たまねぎ、にんじんなど)のピューレや果汁をベースに、砂糖、食酢、食塩、香辛料を加えて熟成させた調味料ですが、仕上がりの設計思想が異なります。
国が定めるJAS規格(日本農林規格)の粘度基準を確認すると、ソース類は粘度(Pa・s:パスカル秒)によって厳格に分類されています。
- ウスターソース:粘度0.2Pa・s未満。サラサラとした液体状で、野菜や果実の繊維質を細かくろ過しているため、すっきりしたキレのある酸味とスパイシーな辛味が前面に出ます。
- 中濃ソース:粘度0.2Pa・s以上2.0Pa・s未満。ウスターソースよりも果実・野菜の固形分を多く残しており、適度なとろみとフルーティーな甘みが際立ちます。
- 濃厚ソース(とんかつソース等):粘度2.0Pa・s以上。どっしりとした粘りと強い甘みが特徴です。
気になる塩分濃度とカロリー比較にも差があります。ウスターソースは食塩相当量が大さじ1杯(約18g)あたり約1.5g〜1.8gとやや高めで、カロリーは控えめ(約20〜25kcal)。対する中濃ソースは塩分がやや控えめ(約1.0g〜1.2g)な一方、甘みを出すための糖分や果実分が多く含まれるため、カロリーは同量で約25〜30kcalとわずかに高くなる傾向にあります。