上司に「了解しました」はNg?失礼とされる理由の真相と正しい敬語
上司に「了解しました」はNg?失礼とされる理由の真相と正しい敬語について押さえておきたい 事実を分かりやすく解説いたします。
似たような場面で使われる「了解」「了承」「承知」の3語ですが、それぞれの役割と主客の関係性を整理すると、使い間違いを完全に防ぐことができます。
「了承」は、「相手の申し出を聞き入れて納得する・認める」という意味です。そのため、自分がへりくだる場面で「了承しました」と使うのは完全な誤用であり、原則として上位者が下位者に許可を与える際に使います。ビジネス文書で頻出する「何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます」のように、相手に許可や納得を求める依頼の形で用いるのが正しい用法です。
一方で、相手の要求や事実を受け入れる主体が「自分」であるときは「承知(承知しました/承知いたしました)」を使います。日常のビジネスシーンで発生する依頼や指示へのリアクションは、ほとんどがこの「承知」に集約されます。「了解」は同等以下の仲間同士の合意形成に限定し、公的な文書や目上への発信では「承知」または「かしこまりました」へと言い換える習慣をつけておくと安心です。