ベンチプレスのバーは何キロ?20Kg神話の真相と施設別重量の罠
ベンチプレスのバーは何キロ?20Kg神話の真相と施設別重量の罠について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をお届けします。
「同じ80kgを挙げているはずなのに、通う施設によって重さの体感がまるで違う」という現象は、トレーニーの間で日常茶飯事のように議論されています。大手チェーンである「エニタイムフィットネス」と「ゴールドジム」を比較すると、機材選定の哲学に起因する明確な違いが浮き彫りになります。
全国展開するエニタイムのバーベル重さは、基本的に国際規格に準じた20kgオリンピックシャフトが採用されています。導入ブランドはLife Fitness(ライフフィットネス)やHammer Strength(ハンマーストレングス)、Matrix(マトリックス)が主流です。これらのバーはグリップ径が28mm〜29mmに設定されており、一般的なトレーニングにおいて万人受けする握りやすさと耐久性を兼縮しています。ただし、店舗の広さやオーナーの方針によっては、アームカール用としてEZバーのシャフト重量(約8〜10kg)や、パーソナル向けに15kgシャフトが混在しているエリアもあるため、シャフト端部の刻印確認が欠かせません。
一方、本格派が集うゴールドジムのシャフト重量は、IVANKO(イヴァンコ)やELEIKO(エレイコ)といった最高峰ブランドの20kgシャフトで統一されているケースが目立ちます。競技志向の強い店舗では、しなり(ウィップ)が極めて少なく硬度が高い「パワーリフティングバー(径29mm)」と、適度なしなりと鋭い回転性能を持つ「ウエイトリフティングバー(径28mm)」が明確に使い分けられています。
取材に応じた競技選手は「硬いパワーバーは胸で受けたときのたわみが一切ないため、バーの挙動がダイレクトに肩や手首に伝わり、実際の重量より重く感じられやすい。逆に普及型ジムのしなりやすいバーは反発を利用しやすいため、同じ20kgでも体感が軽くなる」と証言します。シャフトの剛性と回転性能の差こそが、「ジムごとの重さの違和感」の正体です。