皮膚科のオンライン診療は便利?保険適用の実態と後悔しない選び方
皮膚科のオンライン診療は便利?保険適用の実態と後悔しない選び方の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
皮膚疾患の中でも、特にオンライン需要が高いのが「ニキビ(尋常性ざ瘡)」と「アトピー性皮膚炎」です。ネットの口コミや体験談を徹底分析すると、利用者の評価は真っ二つに分かれています。
まず高評価をつけている層の典型は、「すでに皮膚科で確定診断を受けており、同じ塗り薬や保湿剤を補充したいリピート患者」です。アトピー性皮膚炎の維持療法としてプロトピック軟膏やステロイド外用薬、コレクチム軟膏などの継続処方を受ける場合、待ち時間ゼロで処方箋を発行してもらえるオンライン診療は「生活救済レベルで快適」と絶賛されています。仕事が忙しく通院が途切れがちだった患者が、服薬アドヒアランス(治療継続率)を保てるようになったという医療従事者からの肯定的なデータも報告されています。
一方で、手痛い失敗を報告しているのが「ニキビを根本から治したいと願う初診の若年層」です。SNS上のコミュニティでは、以下のような切実な告白が投稿されています。
「『短時間のビデオ通話で顔を数秒見せただけで、月額1万5,000円のビタミン内服薬定期コースを勧められた。断りにくい空気の中で契約してしまい、結局ニキビは治らなかった』(20代女性・知恵袋)」
日本皮膚科学会の診療ガイドラインに準拠した標準治療(過酸化ベンゾイルやアダパレンなどの保険外用薬)をじっくり指導することなく、単価の高いサプリメントや自費の内服薬セットへ誘導するビジネス偏重のクリニックが存在することは否定できません。自費診療と保険診療の違いを理解しないまま受診すると、費用対効果の面で深刻な不満を抱える結果となります。