足首の違和感は第三腓骨筋が原因?存在しない人がいる驚愕の真相
足首の違和感は第三腓骨筋が原因?存在しない人がいる驚愕の真相に関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。
理学療法やトレーナーの現場で頻繁に混乱を招くのが、「長腓骨筋」「短腓骨筋」と「第三腓骨筋」の混同です。名前こそ同じファミリーのように見えますが、上記の比較表が示す通り、走行ルート・支配神経・足関節の主作用において全くの別物です。
長腓骨筋と短腓骨筋は、すねの外側を走り、外くるぶし(外果)の「後ろ」を滑車のように回り込んで足底や足外側へ向かいます。そのため、足首を下へ押し出す「底屈(アクセルを踏む動き)」を行いながら外反させます。支配神経も「浅腓骨神経」です。
対照的に第三腓骨筋は、すねの前側から上伸筋支帯・下伸筋支帯の「下」をくぐり抜け、外くるぶしの「前」を通って第5中足骨底へ付着します。物理的なテコ(モーメントアーム)が足関節回転軸の前方に位置するため、作用はアクセルではなく「つま先を上に引き上げる背屈」になります。この決定的な違いを理解していないと、後述するリハビリテーションやストレッチで正反対のアプローチを取ってしまう危険があります。