郡上八幡観光の決定版!名所・絶景城・名水と至高の鮎グルメ完全ガイド
郡上八幡観光の決定版!名所・絶景城・名水と至高の鮎グルメ完全ガイドの見逃せないポイントを一挙に解説しました。
郡上八幡が多くの旅人を惹きつけてやまない最大の理由は、「生活と水路が今なお一体となった生きた城下町文化」にあります。山紫水明の美しい自然環境に加え、江戸時代の面影を色濃く残す建築群が奇跡的な保存状態で残されています。
その象徴ともいえるのが、標高354メートルの八幡山山頂にそびえる「郡上八幡城 天守閣」です。1933年に再建された日本最古の木造再建城であり、司馬遼太郎が「日本で最も美しい山城」と称賛したことでも知られています。天守閣の最上階から見下ろす城下町は、吉田川と小駄良川に挟まれた地形が魚の形に見えることから「魚の城下町」とも呼ばれ、四季折々の絶景が広がります。秋の紅葉ライトアップや、朝霧に包まれて雲海に浮かぶ「天空の城」としての姿は圧巻の一言です。
城下町に降り立つと、環境省の名水百選第1号に指定された「宗祇水(そうぎすい)」が出迎えてくれます。室町時代の連歌師・飯尾宗祇がこの泉のほとりで名残を惜しんで歌を詠み交わしたと伝えられる湧水で、現在も町の人々によって大切に守られています。「水舟(みずふね)」と呼ばれる独特の段構造の石組みによって飲料水や食材の洗浄、道具洗いに使い分けられる知恵は、水と共に生きてきた郡上八幡の精神文化そのものです。
さらに、玉石を敷き詰めた小道と澄んだ水路に柳が揺れる「やなか水のこみち」の散策も外せません。八幡用水のせせらぎを聞きながら木陰を歩くだけで、日常の喧騒を忘れさせてくれる穏やかな時間が流れます。