熊の主食は肉や鮭じゃない?8割が植物性の衝撃と人里出没の真相【2026】
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同じ日本国内の熊であっても、本州・四国に棲むツキノワグマと北海道のヒグマでは、体格だけでなく利用できる環境資源の違いから食事内容に明確な差が見られます。両者の食性データを比較整理しました。
項目ツキノワグマ(本州・四国)ヒグマ(北海道)専門家・調査機関の見解植物食の割合約90%〜95%約70%〜80%両種ともに基本は植物食。ヒグマのほうが肉食・腐肉食の比率がやや高い。主な好物・食べ物ブナ・ミズナラの実、ヤマブドウ、キイチゴ、アリ、ハチの幼虫フキ、セリ科植物、ハイマツの実、コクワ、エゾシカ幼獣・死骸ツキノワグマは樹上採食が得意。ヒグマは力強い前脚で地面を掘り返す採食が目立つ。鮭の捕食実態生息域に遡上がなく基本的に食べない知床など一部地域で5%〜10%未満「ヒグマ=鮭を常食」は誤解。内陸部のヒグマは生涯一度も鮭を食べない個体も多い。タンパク源の主力アリ、ハチ、甲虫の幼虫(夏の主食)アリ、エゾシカ(死骸・新生子)、魚類夏場の昆虫食は両種にとって不可欠なアミノ酸補給源。
データが示す通り、両種ともに生態系の中では「草食寄りの雑食動物」として機能しています。ヒグマのほうが体格が大きく、エゾシカの死骸や生まれたばかりの幼獣を食べる頻度は高いものの、成獣のシカを日常的に追い詰めて倒すことは稀です。