2001年9月11日米同時多発テロ事件の全貌|時系列と真相総まとめ

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この事件による犠牲者数は、航空機の搭乗者、ビル内部のオフィス勤務者、救助に向かった緊急要員を含めて2,977名(犯人19名を除く)にのぼります。ニューヨーク市消防局(FDNY)は343名もの消防隊員を失い、ニューヨーク市警察(NYPD)の警察官23名、港湾公社警察の37名が救助活動中に命を落としました。

事件当時、世界の金融センターであったWTCツインタワーには、日本のメガバンクや証券会社、商社などが拠点を置いていました。このテロによって24名の日本人被害者(現地法人雇用者を含む)が犠牲となっています。

富士銀行(現・みずほ銀行)ニューヨーク支店が入居していた南棟80階前後では、多くの行員が執務中でした。生存者の証言記録によると、1機目の北棟激突直後、ビル管理側からは「南棟は安全であるためフロア内に留まるように」との館内アナウンスが流れました。安全確認のためにデスクへ戻った直後、2機目がフロア付近を直撃したのです。

「煙が充満してきた。息が苦しい」「家族を愛していると伝えてほしい」――。ビルの上層部に閉じ込められた日本人ビジネスマンが、日本で待つ家族や同僚へと発信した最後の国際電話や電子メールは、遺族の手記や回想録の中で今も生々しく伝えられています。遺体の収容作業は困難を極め、事件から20年以上が経過した現在でも、最先端のDNA鑑定技術を用いた身元確認作業がニューヨーク市検視当局によって続けられています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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