Ct検査の造影剤はなぜ必要?熱さの理由と副作用・絶食ルールの全真相
Ct検査の造影剤はなぜ必要?熱さの理由と副作用・絶食ルールの全真相について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
Q1:造影剤を入れる時の針が通常の注射より痛いというのは本当ですか?
A1:一般的な血液検査で使われる針(22〜23ゲージ)よりも、造影剤を急速に押し流すためにやや太めの針(20〜22ゲージ)を使用することが多いため、穿刺時のチクッとした痛みはやや強く感じられる傾向があります。ただし、血管の走行や状態に合わせて放射線技師や看護師が最適な穿刺部位を選定しますので、耐えられないほどの激痛ではありません。
Q2:甲状腺の病気を持っていると造影剤が使えないことがあるのはなぜですか?
A2:ヨード造影剤には大量のヨウ素(ヨード)が含まれています。甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)の患者、特に未治療やコントロール不良の状態で大量のヨードが体内に入ると、甲状腺ホルモンが過剰に作られて暴走する「甲状腺クリーゼ」という極めて危険な急性増悪を引き起こす恐れがあるためです。甲状腺疾患をお持ちの方は必ず事前申告が必要です。
Q3:検査当日はお風呂に入ったり、お酒を飲んだりしても問題ありませんか?
A3:当日のシャワーや軽めの入浴は問題ありませんが、穿刺部を強く擦らないようにしてください。一方で、当日の飲酒や激しい運動は厳禁です。アルコールや激しい発汗は体内の脱水状態を招き、造影剤の尿中排泄を遅らせて腎臓へ過度な負担をかけてしまいます。当日は水やお茶をしっかり飲み、激しい活動を避けて安静に過ごしてください。