なぜ今「昔のラジオ」がブーム再燃?昭和の深夜放送と真空管の魅力を徹底解説

なぜ今「昔のラジオ」がブーム再燃?昭和の深夜放送と真空管の魅力を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

日本のユースカルチャーにおいて、ラジオが決定的な役割を果たしたのは間違いなく1960年代後半から70年代にかけての深夜放送の爆発だった。その震源地となったのがニッポン放送である。

1967年、暗夜を切り裂くようにスタートしたオールナイトニッポン。初代パーソナリティの一人である糸居五郎は、「音楽を愛するリスナーのために」と自らレコードを操り、圧倒的な熱量で海外の最新ロックやポップスを電波に乗せ続けた。彼のトレードマークだった軽快な語り口と生々しい選曲は、受験勉強に励む孤独な学生たちの部屋にダイレクトに突き刺さった。

電波の向こう側にいる見知らぬ誰かと、秘密の合言葉を共有しているような共犯関係。部屋の明かりを消し、親に見つからないようイヤホンを片耳だけに差し込んで聴いたあの興奮こそが、今なお語り継がれるラジオ黄金期の原風景である。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest