花粉症なのに黄色い鼻水は危険?副鼻腔炎を見極める3つのサインと対処法
花粉症なのに黄色い鼻水は危険?副鼻腔炎を見極める3つのサインと対処法の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
セルフケアで様子を見てよい期間には限界があります。次のような症状が見られる場合は、速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。
- 黄色や黄緑色の鼻水が1週間以上続いている
- 頬、目の奥、おでこにズキズキとした強い痛みがある
- 38度以上の発熱がある、または急激に体調が悪化している
- 鼻が完全に詰まって口呼吸しかできず、強い嗅覚障害(においがわからない)がある
耳鼻咽喉科では、内視鏡で鼻の奥の状態を直接確認したり、必要に応じてレントゲンやCT検査を行って炎症の広がりを精査します。
細菌感染が明確な急性副鼻腔炎に対しては、ペニシリン系やセフェム系などの抗生物質が処方されます。一方、炎症が長引いて慢性化している場合には、クラリスロマイシン(マクロライド系抗菌薬)を少量で長期間(数週間〜数カ月)服用する「マクロライド少量長期投与療法」が標準的な治療法として広く確立されています。これは細菌を殺すだけでなく、粘液の過剰分泌を抑え、粘膜の慢性炎症を鎮める免疫調整作用を狙ったものです。