洗い流さないトリートメントの使い方|プロが明かす順番と逆効果の罠
洗い流さないトリートメントの使い方|プロが明かす順番と逆効果の罠にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。
多くのユーザーを迷わせるのがテクスチャーの選択です。毛髪内部の水分不足(インナードライ)に悩む髪に油分だけを重ねても改善は見込めず、逆に広がりやすい重度ダメージ毛に水分主体ミルクだけを与えても蒸散を止められません。製品の特性を正しく把握し使い分けることが不可欠です。
このようにヘアミルクとヘアオイルの違いと使い分けを明確にした上で、極上の質感を追求する際に推奨されるのが「併用」です。不可逆な鉄則として記憶しておくべきはヘアオイルとミルクを併用する順番です。物理学および化粧品化学の原則に基づき、「必ず水分比率の高いミルクが先、油分比率の高いオイルが後」という順番を崩してはなりません。
油分でキューティクルを先に覆ってしまうと、後から塗ったヘアミルクの親水性保湿成分が油膜に弾かれ、表面を滑り落ちて一切浸透できません。水分をまず内部に届け、油膜のフタで閉じ込めるスキンケア同様の「ミルフィーユ設計」こそが、サロン帰りの柔らかな手触りを生み出す絶対解です。