日本の報道の自由度ランキングはなぜ低い?主要国で下落が続く衝撃の真相
日本の報道の自由度ランキングはなぜ低い?主要国で下落が続く衝撃の真相の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。
RSFが実施する「世界報道自由度指数」の算出方法は、単なる「逮捕されたジャーナリストの数」や「物理的な暴力行為」だけをカウントしているわけではありません。2022年以降の改訂評価基準では、以下の5つの指標(インディケーター)に基づいて総合スコアが算出されています。
- 政治的文脈(Political context):政治的圧力からの自立性、政府広報への依存度
- 法的枠組み(Legal framework):情報公開法の機能性、秘密保護法制、取材源の秘匿権
- 経済的文脈(Economic context):広告主・大資本への従属、独占構造、経営難による編集権の制限
- 社会文化的文脈(Sociocultural context):特定のタブー(性差別、皇室、宗教、芸能利権)に対する検証の容易さ
- 安全性(Safety):脅迫、ハラスメント、法的訴訟(SLAPP訴訟)などのリスク
日本はこのうち「安全性」の項目では比較的高得点を維持しています。しかし、「政治的文脈」「経済的文脈」「社会文化的文脈」の3項目でスコアを大きく削られています。特に、大手メディアと広告代理店・大企業スポンサーとの強固な共存関係や、同調圧力を重んじる社会規範が、批判的ジャーナリズムの展開を阻んでいると分析されているのです。