セイヨウオトギリソウ含有食品とは?ピルや薬との危険な飲み合わせを徹底解説
セイヨウオトギリソウ含有食品とは?ピルや薬との危険な飲み合わせを徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。
リラックス効果が期待される一方で、セイヨウオトギリソウは「最も医薬品との相互作用(飲み合わせ事故)を起こしやすいハーブ」として医学界で警戒されています。厚生労働省は2000年の段階で全国の医療機関や製薬会社、関係団体に向けて異例の公式通知(注意喚起)を発出しており、現在もそのリスク管理は徹底されています。
問題の本質は、セイヨウオトギリソウが肝臓に存在する薬物代謝酵素「CYP3A4(チトクロームP450 3A4)」および薬物排出ポンプ「P糖蛋白」を強力に誘導(活性化)してしまう点にあります。この代謝酵素 CYP3A4 誘導が起こると、体内に取り込まれた医薬品が通常よりもはるかに速いスピードで分解・代謝され、体外へ排出されてしまいます。その結果、本来必要とされる血中濃度が保てなくなり、「薬を正しく飲んでいるのに全く効かなくなる」という危険な事態を引き起こします。