電気の短絡(ショート)とは?火災を招く原因と漏電との違いを徹底解剖
電気の短絡(ショート)とは?火災を招く原因と漏電との違いを徹底解剖の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
Q1:スマホの充電器をコンセントに挿した瞬間、青い火花が見えたのは短絡ですか?
A1:プラグを挿入した瞬間に小さな青白い光が見える現象の多くは、充電器内部の平滑コンデンサへ急激に電気が流れ込む「突入電流」による微小アークです。一瞬光るだけで異臭や焦げ跡がなく、ブレーカーも落ちていなければ短絡ではありません。ただし、プラグを差し込んだ後に継続して火花が出る、パチパチと音が鳴る、焦げ臭い煙が出るといった症状がある場合は、内部の短絡または接触不良ですので直ちに使用を中止してください。
Q2:短絡が起きたとき、どのブレーカーを見れば判断できますか?
A2:住宅の分電盤において、短絡が発生した回路の「安全ブレーカー(配線用遮断器=分岐スイッチ)」のレバーが中央で落ちています。漏電ブレーカー(中央にある大きめのスイッチで、通常テストボタンが付いているもの)が作動せず、特定の子ブレーカーのみが落ちており、かつその部屋のコンセント周りから異臭や破裂音がした場合は短絡事故の可能性が極めて濃厚です。
Q3:短絡して火花が出た電化製品のコードは、ビニールテープで巻いて補修すれば再利用できますか?
A3:絶対に再利用してはいけません。火花が出た時点で、内部の銅線は高熱によって酸化・溶損し、断面積が著しく減少しています。また、周囲の絶縁被覆も炭化して絶縁性能を失っています。市販のビニールテープを巻いただけでは耐熱性も絶縁耐力も担保できず、再度通電した際に再び短絡を起こして今度は本物の火災に発展する危険があります。コード全体の完全交換、または製品自体の買い替えを行ってください。