日本三大清流の選定基準とは?なぜ柿田川?仁淀川との違いを徹底解明
日本三大清流の選定基準とは?なぜ柿田川?仁淀川との違いを徹底解明に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
旅行計画の検索時や地理の学習時によく混同されるのが、「日本三大清流」と「日本三大急流」の違いです。響きは似ていますが、定義されている自然条件は根本的に異なります。
日本三大急流とは、以下の3河川を指します。
- 富士川(山梨県・静岡県):南アルプスから駿河湾へ急激に注ぐ急流
- 最上川(山形県):山形盆地を縫い、最上峡の急瀬を抜けて日本海へ注ぐ大河
- 球磨川(熊本県):九州山地を侵食し、巨岩の間を激しく流れる名川
三大急流の選定基準は「水の綺麗さ(透明度・清澄性)」ではなく、河川勾配(傾斜の急さ)と水の流速、そして舟運における難所の激しさです。日本の河川は大陸の河川と比べて「まるで滝のようだ」と明治期のオランダ人技師ヨハニス・デ・レーケが評したと伝えられますが、その特徴が極端に現れたのが三大急流です。対して三大清流は、水質汚濁のない透明感、水源の湧水力、流域の自然・歴史との調和を評価軸としています。