ボウリングボールの重さは何ポンド?失敗しない選び方と適正基準

ボウリングボールの重さは何ポンド?失敗しない選び方と適正基準に関するポイントを徹底的にまとめました。詳細な解説をご覧ください。

ボウリング場で投げ慣れてきた人が誰もが突き当たる疑問が、「ハウスボールでは11ポンドが限界なのに、なぜマイボールを持つ人は15ポンドを涼しい顔で投げられるのか」という点です。SNSや知恵袋でも頻繁に議論されるこのギャップには、ボール構造における明確な物理的根拠が存在します。

その秘密は「スパン(親指の穴と中指・薬指の穴の間の距離)」と「ピッチ(穴の掘られる角度)」にあります。ハウスボールは誰の手でも入るよう、スパンが意図的に狭く設定されており、指穴の内壁は真っ直ぐ掘られています。この構造下では、親指を第一関節どころか第二関節の根元まで深く差し込み、指を折り曲げて「ボールを掴む」ように保持せざるを得ません。重い荷物を指先だけで引っ掛けてぶら下げている状態と同じであり、筋肉が極度の緊張を強いられます。

対してマイボールは、専門のドリラーが投球者の手のひらの柔軟性、指の太さ、腱の伸び方をミリ単位で計測して穴を開けます。中指と薬指は第一関節までしか入れない「フィンガーティップグリップ」を採用し、親指の抜けを極限までスムーズにするインサートテープやサムソリッドを組み込みます。結果として、握力を使わずとも手のひら全体とボールが一体化するため、体感重量はおよそ2ポンド(約1kg分)軽く感じられるようになります。これが、マイボール作成時に「普段のハウスボールより1〜2ポンド重めを選びなさい」とアドバイスされる工学的な理由です。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest